
「MOGU」とは、「Modern Global Utility」を具現したブランド表現です。
私たちは現代の社会や生活において必要とされる機能的でデザインされた製品を開発し、市場を通じて地球に住まう人々の役に立ちたいと考えています。
その一つとしてパウダービーズと高伸縮生地をアセンブリーした複合素材をMOGUマテリアルと称し、新たな用途開発に努めます。
また、フィールコンシャス(Feel Conscious=感じる意識)をブランドコンセプトとして、人が生まれながらに持っている、優しさや愛情を思い出させるような商品作りを目指し、人々の笑顔を生み出せる価値ある企業へと邁進します。
私たちはこの約束を確実に成し遂げ、企業理念の一つである「Quality of Life」の向上に努め、社会と顧客から信頼される企業であり続けます。
MOGUの素材
MOGUは
パウダービーズと
伸縮性生地で
作られています。


- 直径1mm以下の極小ビーズ
- 特殊コーティング加工で流動性を高め摩擦音を軽減
- 炭素からなる物質で無害

- 機能性を引き出すMOGU専用設計の生地
- 縦横2wayの伸縮が可能な素材
- 優れた吸湿速乾性
気持ちいいだけじゃないMOGUのチカラ

触感
MOGU心の安定効果の検証
重度認知症患者3名(80代)に検証を行いました。
心の安らぎを図る目的でMOGUクッションを抱いてもらい、癒しのケアを行ったところ、「表情が穏やかになる」「笑顔が出た」「奇声がなくなった」などの
不安興奮・奇声を出すなどの症状に良好な結果が得られました。
脳波検査結果
MOGUクッションを抱きしめた時の、「懐かしさ」「暖かさ」が感性に良い影響を与え、またMOGUの「手触り」が触感や温感を刺激し、安心感や心地良さが得られたという報告が医療機関からありました。
※㈱消費科学研究所 調べ
MOGUを抱いた患者の脳波はリラックス状態を示すα波が強く現れています


体圧分散
MOGUは流動体であるパウダービーズと上下左右に2倍まで伸びる伸縮性生地によって物体の加重面を包み込むように追従し、受圧面積が広がることによって圧力を分散する性質を持っています。
これは低反発ウレタンのような面を変形させて受ける構造とは違い、物理特性により高い体圧分散効果があります。褥瘡介護において、測位の姿勢保持のための補助具としても最適であると思われます。

耐久性・流動性(パウダービーズ)
発泡スチロールの圧縮強度は原料をふくらませる倍率が低いほど強くなる(=へ足りにくくなる)ことがわかっています。従来のビーズクッションは、倍率90倍、直径が2mm~5mmの発泡スチロールビーズでしたが、パウダービーズの倍率は20倍~40倍で直径約0.5mmと小さく、平均して従来ビーズの約2倍の圧縮強度があります。


保温性
パウダービーズの97%は空気であり、その気密性の高さと質量当たりの空気の含有量は他の素材と比べると非常に多く、高い保温性を持ちます。

浮揚力
パウダービーズの97%に浮揚力のある空気が含まれています。
パウダービーズは硬質の独立気泡を有する発泡体であり、水に対して浮揚力を持ちます。例えばMOGU商品の「いろいろ便利な穴あきクッション」を腕に通すことで、津波など自然災害時役立つことが期待できます。

パウダービーズの安全性
パウダービーズは、当社と積水化成品工業株式会社の共同開発により、クッション・枕・衣料用に開発した素材です。
2段法という製法と細部にわたる成分調整を行い、刺激臭の原因となる残留溶剤を極めて少ない素材にこだわりました。
カップ麺の容器などに使用する原料を応用しており、米国FDA(米国食品医薬品)の安全性認可を取得した素材です。

商標・製品特許
PAT 4118151 PAT 4505224
「MOGU」および「パウダービーズ」は株式会社MOGUの登録商標です。
「MOGU」および「パウダービーズ」の製法製品特許は、株式会社MOGUと積水化成品工業株式会社との共同出願にて申請済みであり、日本及び台湾では特許取得済みです。